■概要
・ヘリコイドポールスタンドは、ポール付きの各種ホルダの高さ・回転方向の粗動調整、及び固定に使用するスタンドです。
・中段のローレット部(回転部)を回して、光軸高を微調整することができます。
・ヘリコイドネジ式(直進式ヘリコイド)のため、固定したポールの角度(θ角度)を変えずに、回転部を回して光軸高(Z位置)を微調整することができます。
・ネジ (P=0.75mm)のため、ショートストロークの微動調整に優れています。
・下部底面はM16 P1オネジとなっており、底面近くの90度等配穴(4-φ3.1キリ 5L)に引っ掛けスパナ(フックレンチ)を当ててネジ固定します。
■使い方
・例えば、固定式レンズホルダ(LH-25.4-T2)を本製品 HPS-12 に付けて、光学ベンチ用キャリア(CA-40)にセットして使う場合。
・本製品 HPS-12の底面のM16 P1オネジをCA-40に固定します。
底面近く側面の90度等配穴(4-φ3.2キリ 5L)を利用し、引っ掛けスパナ(フックレンチ)などを使いネジ固定します。
・上方のクランプを緩めます。
・レンズをセットしたLH-25.4-T2(以下、ホルダ)のポールを、本製品の穴(φ12)に挿入します。向きを調整し、上方のクランプを締めてポールの回転を固定します。
・本製品 HPS-20の中段のローレット部を回して、ホルダの高さを調整します。
・ホルダが希望の高さになったら、下方のクランプを締めて高さ位置を固定します。
■製品の固定
・底部はM16 P1オネジとなっており、底面近く側面の90度等配穴(4-φ3.2キリ 5L)に引っ掛けスパナ(フックレンチ)を当ててネジ固定します。
■利用する機構
・ヘリコイドネジ(直進式ヘリコイド)
■用途例
・ポールタイプの各種ホルダーの高さ(Z位置)・回転方向(θ角度)の粗動調整、及び固定する用途。
■製品の軸のとり方
本製品のそれぞれの軸の定め方は以下の通りです。
・Z軸方向:下から上の方向(ポールの長さ方向)
・θ軸 :Z軸を中心とする回転自由度を表現(ヨー、パン)