■概要
・ポールスタンド（ロッドスタンド）は、ポール付きの各種ホルダの高さ・回転方向の粗動調整、及び固定に使用するスタンドです。
・リングのクランプネジで高さ（Z位置）を固定し、本体のクランプネジで回転方向（θ角度）を固定します。
・ポール径に応じた内径により、PS1（φ12）、PS2（φ20）を選択してください。
・製品本体を固定する箇所のタップ穴の仕様に応じて、底部のタップサイズ（M6 又は M16）を選択してください。
・内径や底部のタップサイズなど、規格品以外のサイズへの対応も可能ですのでご相談ください。

■使い方
・各種ホルダのポールを、リングに通してから、製品本体に挿入します。
・リングのクランプネジを締めて、ポールを固定します。光軸高さ（Z位置）の固定になります。
・ポールはθ方向に回転するので、ホルダの向き（θ角度）を決めて、本体のクランプネジを締めて、回転方向（θ角度）を固定します。
・本体のクランプについて、タップ穴は3ヶ所（120°等配）にあるため、いずれかの位置にクランプネジを移動してご使用いただけます。周囲やポールの状況に合わせて選択してください。

■製品の固定
・固定する箇所のタップ穴に、本製品の底部のタップ（オネジ）をネジ締めして固定します。

■用途例
・ホルダに使う素子のZ軸とθ軸の調整が、粗動で対応できる用途。
・ポール付きホルダを使う際、設置個所で、ホルダごと素子の交換をしながら使う用途。

■補足
・掲載図面は、外観共通図面となっています。

■製品の軸のとり方
本製品のそれぞれの軸の定め方は以下の通りです。
・Z軸方向：下から上の方向（ポール、ポールスタンドの長さ方向）
・θ軸　　：Z軸を中心とする回転自由度を表現（ヨー、パン）