■概要
・ラックピニオンスタンドは、ポールタイプの各種ホルダの高さ・回転方向の粗動調整、及び固定に使用するスタンドです。
・駆動方式にラック・ピニオン機構を採用しており、ロングストロークの素早い調整ができます。移動用ツマミを回すと、20mm/回転で移動します。
・Z位置・θ角度の粗動調整ができます。
■使い方
・例えば、固定式レンズホルダ(LH-25.4-T2)を本製品 RS-25 に付けて、光学ベンチ用キャリア(CA-40)にセットして使う場合。
・本製品 RS-25の底面のM16 P1オネジをCA-40に固定します。
底面近くのφ30×8部分の90度等配穴(4-φ3.2キリ 5L)を利用し、引っ掛けスパナ(フックレンチ)などを使いネジ固定します。
・黒色塗装のRS-25本体に付くクランプを締めます。
・LH-25.4-T2(以下、ホルダ)のポールを外し、ホルダ本体底部のM6 P1メネジに、RS-25のM6 P1オネジを接続します。
・LH-25.4-T2にレンズをセットします。
・黒色塗装のRS-25本体に付くクランプを緩め、上下移動ツマミを回して、レンズの高さを光軸に合わせます。
・回転方向(θ角度)の調整は、ポール部品の上部にある止めネジ(六角レンチ穴 2ヶ所)を緩めてから行い、止めネジを締めて回転を固定します。
・調整後は、クランプで高さ位置を固定します。
■製品の固定
・底部はM16 P1オネジとなっており、底面近くのφ30×8部分の90度等配穴(4-φ3.2キリ 5L)に引っ掛けスパナ(フックレンチ)を当ててネジ固定します。
■利用する機構
・ラック・ピニオン
■用途例
・ポールタイプの各種ホルダーの高さ(Z位置)・回転方向(θ角度)の粗動調整、及び固定する用途。
■補足
・各種ホルダ本体のタップがM6 P1以外の場合は取り付けることができませんので、ご注意ください。