GP-11

GP-11 『偏光プリズムホルダ・粗動式』(グラントムソンプリズム用など)

■偏光プリズムホルダは、グラントムソンプリズムなどの偏光プリズムなどを固定し、α角度の調整ができる1軸調整ホルダです。

■GP-11は360°粗動回転のタイプです。
 マイクロメータヘッドによる±4°微動調整付きのタイプ(GP-12)も選択可能です。

■回転の移動ガイドにすり合わせ式を採用し、安定した調整が可能です。

■素子は、付属のネジリング・デルリンリング(本製品専用)で固定します。

■ホルダには、φ12mm L=60mmのポールを標準装備しています。

■製品の説明
・型番   :GP-11
・適応素子径:≦φ25.4(任意)
・粗動目盛 :1°刻み

■概要
・偏光プリズムホルダは、グラントムソンプリズムなどの偏光プリズムなどを固定し、α角度の調整ができる1軸調整ホルダです。
・光軸に平行なX軸を中心とした回転(角度 α)の調整が可能です。
・360°粗動調整タイプ、及び マイクロメータヘッドによる±4°微動調整付きのタイプをラインアップしております。
・ホルダー側面の目盛について、粗動側には 1°刻みで全周(360°)にあります。
・回転の移動ガイドにすり合わせ式を採用し、安定した調整が可能です。
・標準仕様として、外径φ25.4のマウント付きの偏光子(グラントムソンプリズムなど)を取り付けることが可能です。光学素子サイズが外径φ25.4以外の場合、アダプタ製作対応もしておりますので、お問い合わせください。【φ≦25.4】
・素子は、付属のネジリング・デルリンリング(本製品専用)で固定します。
・ホルダには、φ12mm L=60mmのポールを標準装備しています。
・ポールの長さは、L=20~120mmで変更することが可能です。当社標準仕様であれば、価格の変更はありません。

■使い方例
・グラントムソン偏光プリズム(φ25.4×28)をホルダの穴にセットする(写真中の奥側から入れて手前側で突き当たるように)。
・付属のデルリンリングを穴に入れ、ネジリングをネジ込みして、プリズムを固定する。
・粗動調整タイプ(GP-11)では、クランプを緩めてから、回転ツマミを使って、360°全周に粗動回転します。位置決め後、クランプを締めて回転を固定します。
・ホルダー側面の目盛について、粗動側には 1°刻みで全周(360°)にあります。

■製品の固定例
・ポールスタンド(PS1-3016)をM16 P1タップ穴(XYZ軸フラットアルミステージ XC4-60SMなど)にネジ固定する。
・ポール(製品に付くφ12のポール)をPS1-3016に固定する。
・ポールの付いている箇所(底面部中央)はM6タップ穴となっております。このタップ穴を利用して、サイズの異なるポールを付けることもできます。

■利用する機構
・すり合わせ式

■用途
・偏光フィルターや波長板など回転角度(方位角)により光学特性が大きく変わる光学素子を位置決めする用途。

型番GP-11GP-12
適応素子径 【mm】φ≦25.4任意φ≦25.4任意
粗動回転角度 【°】360360
微動回転角度 【°】±4
粗動回転ガイドすり合わせすり合わせ
微動回転方式 【mm】マイクロヘッド P=0.25
分解能 粗動 【/目盛】5’
分解能 微動 【°/回転】0.39
重量 【kg】0.220.34
材質アルミアルミ
表面処理黒アルマイト黒アルマイト
価格¥22,000¥42,000
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