PW1-50

PW1-50 『偏光子ホルダ・素子径 φ50mm』

■偏光子ホルダは、偏光フィルタや波長板などの光学素子を固定し、α角度の調整ができる1軸調整ホルダです。

■光軸に平行なX軸を中心とした回転(角度 α)につき360°の粗動調整が可能です。

■製品の説明
・型番   :PW1-50(写真 右)
・適応素子径:φ50
・素子有効径:φ47
・適応素子厚:Max 9
・粗動目盛 :1°刻み

■概要
・偏光子ホルダは、偏光フィルタや波長板などの光学素子を固定し、α角度の調整ができる1軸調整ホルダです。
・光軸に平行なX軸を中心とした回転(角度 α)につき360°の粗動調整が可能です。
・クランプを緩めてから、回転ツマミを使って、360°全周に粗動回転します。位置決め後、クランプを締めて回転を固定します。
・ホルダー側面の目盛は全周(360°)にあり、PW1-20は 2°刻み、その他は 1°刻みとなっております。
・回転の移動ガイドにすり合わせ式を採用し、安定した調整が可能です。
・素子は、付属のネジリング・デルリンリングで固定します。
・ホルダには、φ12mm L=60mmのポールを標準装備しています。
・ポールの長さは、L=20~120mmで変更することが可能です。当社標準仕様であれば、価格の変更はありません。

■使い方
・製品の前面のプラスネジ(2ヶ所)を緩めて、ケースを取り外します。
・素子をケースに格納し、付属のネジリング・デルリンリングで素子をケースに固定します。
・素子を付けたケースをテーブル(目盛の付いた部品)に嵌めます。
・始めに緩めたプラスネジ(製品の前面 2ヶ所)を締めて、製品のテーブルに、ケースを固定します。
(セットした素子を目盛付きのテーブルごと、動かせるようになります。)

・製品本体のクランプを緩めてから、回転ツマミを使って、360°全周に粗動回転します。
・位置決め後、クランプを締めて回転を固定します。

■製品の固定例
・ポールスタンド(PS1-3016)をM16 P1タップ穴(XYZ軸フラットアルミステージ XC4-60SMなど)にネジ固定する。
・ポール(製品に付くφ12のポール)をPS1-3016に固定する。
・ポールの付いている箇所(底面部中央)はM6タップ穴となっております。このタップ穴を利用して、サイズの異なるポールを付けることもできます。

■利用する機構
・すり合わせ式

■用途
・偏光フィルターや波長板など回転角度(方位角)により光学特性が大きく変わる光学素子を方位決めする用途。

■補足
・より精密な方位決めには、マイクロメータヘッドによる微調整が可能なモデル(PW2-XX)を選べます。

型番PW1-30PW1-50PW1-50.8
適応素子径 【mm】φ30φ50φ50.8
素子有効径 【mm】φ27φ46φ47
適応素子厚 【mm】Max 6Max 9Max 9
粗動回転角度 【°】360360360
粗動回転ガイドすり合わせすり合わせすり合わせ
粗動分解能 【°/目盛】111
重量 【kg】0.180.220.22
材質アルミアルミアルミ
表面処理黒アルマイト黒アルマイト黒アルマイト
価格¥13,000¥18,000¥18,000
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