PW2-50.8

PW2-50.8 『微調式 偏光子ホルダ・素子径 φ50.8mm』

■微調式偏光子ホルダは、偏光フィルタや波長板などの光学素子を固定し、α角度の調整ができる1軸調整ホルダです。

■光軸に平行なX軸を中心とした回転(角度 α)につき、回転ツマミによる360°の粗動調整とマイクロメータヘッドによる±4~5°の微動調整が可能です。

■製品の説明
・型番    :PW2-50.8(類似品 写真 右)

・適応素子径 :φ50.8
・素子有効径 :φ47
・適応素子厚 :Max 9
・粗動目盛  :1°刻み
・微動目盛  :5′ 刻み
・微動調整範囲:±4 °

■概要
・微調式偏光子ホルダは、偏光フィルタや波長板などの光学素子を固定し、α角度の調整ができる1軸調整ホルダです。
・光軸に平行なX軸を中心とした回転(角度 α)につき、回転ツマミによる360°の粗動調整とマイクロメータヘッドによる±4~5°の微動調整が可能です。
・ホルダー側面の目盛について、粗動側には 1°刻みで全周(360°)にあり、微動側には分単位の角度(1°未満)を読む目盛が 5′ 刻みで付いています。
・回転の移動ガイドにすり合わせ式を採用し、安定した調整が可能です。
・素子は、付属のネジリング・デルリンリングで固定します。
・ホルダには、φ12mm L=60mmのポールを標準装備しています。
・ポールの長さは、L=20~120mmで変更することが可能です。当社標準仕様であれば、価格の変更はありません。

■使い方
・製品の前面のプラスネジ(2ヶ所)を緩めて、ケースを取り外します。
・素子をケースに格納し、付属のネジリング・デルリンリングで素子をケースに固定します。
・素子を付けたケースをテーブル(目盛の付いた部品)に嵌めます。
・始めに緩めたプラスネジ(製品の前面 2ヶ所)を締めて、製品のテーブルに、ケースを固定します。
(セットした素子を目盛付きのテーブルごと、動かせるようになります。)

・製品本体の粗微動切替クランプを緩めてから、回転ツマミを使って、360°全周に粗動回転します。
・粗微動切替クランプを締めると粗動回転が止り、その後、マイクロメーターによる精密な位置決めをします。
・ホルダー側面の目盛について、粗動側には 1°刻みで全周(360°)にあり、微動側には分単位の角度(1°未満)を読む目盛が 5′ 刻みで付いています。

■製品の固定例
・ポールスタンド(PS1-3016)をM16 P1タップ穴(XYZ軸フラットアルミステージ XC4-60SMなど)にネジ固定する。
・ポール(製品に付くφ12のポール)をPS1-3016に固定する。
・ポールの付いている箇所(底面部中央)はM6タップ穴となっております。このタップ穴を利用して、サイズの異なるポールを付けることもできます。

■利用する機構
・すり合わせ式

■用途
・偏光フィルターや波長板など回転角度(方位角)により光学特性が大きく変わる光学素子を方位決めする用途。

■補足
・精密な方位決めを必要としないときは、粗動調整のみのモデル(PW1-XX)を選べます。

型番PW2-50PW2-50.8
適応素子径 【mm】φ50φ50.8
素子有効径 【mm】φ46φ47
適応素子厚 【mm】Max 9Max 9
粗動回転角度 【°】360360
微動回転角度 【°】±5±5
粗動回転ガイドすり合わせすり合わせ
微動回転方式 【mm】マイクロヘッド P=0.25マイクロヘッド P=0.25
分解能 粗動 【’/目盛】55
分解能 微動 【°/回転】0.30.3
重量 【kg】0.360.36
材質アルミアルミ
表面処理黒アルマイト黒アルマイト
価格¥40,000¥40,000
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