■概要
・スライド式レンズホルダは、レンズ・ミラーなどの円形素子を固定するホルダです。
・素子を固定する上下の部品には切り込みがあり、円形素子をしっかり固定できます。また、下部はV字形状になっているため、円筒状の部品なども固定できます。
・任意の外径をもつ円形素子を固定できるため、適した外径の光学素子ホルダが無い場合、異なる径の複数の光学素子を取り替えて使う場合などに便利です。
・光学素子のサイズは、各品種の適応素子径とコバ厚より小さい必要があります。
・ホルダには、φ12mm L=60mmのポールを標準装備しています。
・ポールの長さは、L=20~120mmで変更することが可能です。当社標準仕様であれば、価格の変更はありません。
■使い方
・上側スライドの正面に付いたクランプ(上下スライドクランプ)を緩めて、上下の保持部の間に素子を置き、素子サイズに合わせてスライド調節をして、クランプを固定(仮固定)します。
・スライド調節後、上部のクランプ(素子クランプ)をネジ締めすることで最終的に固定します。
■製品の固定例
・ポールスタンド(PS1-3016)をM16 P1タップ穴(アルミ光学ベンチ用キャリア CA-60など)にネジ固定する。
・ポール(製品に付くφ12のポール)をPS1-3016に固定する。
・ポールの付いている箇所(底面部中央)はM6タップ穴となっております。このタップ穴を利用して、サイズの異なるポールを付けることもできます。
■用途例
・レンズ・ミラーなどの円形素子を固定する用途。