TLH-50 『３軸調整付 レンズホルダ・素子径 Φ50mm』
■３軸調整付レンズホルダは、レンズ・ミラーなどの円形素子を固定し、XYZ軸調整ができる３軸調整ホルダです。
■TLH-50 (φ50用) では、アダプタマウント（ADM-50-□□）を接続して使用することで、異なるサイズの素子を固定できます。
■製品の説明
・型番 ：TLH-50（写真はTLH-25）
・適応素子径：φ50
・素子有効径：φ46
・適応素子厚：Max 12.5
・移動量 X ：±1.5
・移動量 YZ ：φ4
■概要
・３軸調整付レンズホルダは、レンズ・ミラーなどの円形素子を固定し、XYZ軸調整ができる３軸調整ホルダです。
・X軸方向（光軸方向）、及び 光軸に対し直交するYZ軸方向の調整が可能です。
・素子は、付属のネジリング・デルリンリングで固定します。
・TLH-50 (φ50用) では、アダプタマウント（ADM-50-□□）を接続して使用することで、異なるサイズの素子を固定できます。
・ホルダには、φ12mm L＝60mmのポールを標準装備しています。
・ポールの長さは、L＝20～120mmで変更することが可能です。当社標準仕様であれば、価格の変更はありません。
・標準のポールタイプのほか、据付型の対応もしております。
■使い方
・素子は、付属のネジリング・デルリンリングで製品本体に固定します。
・X軸方向（光軸方向）の調整（フォーカスの調整）は、製品正面のローレット部（φ40）を使います。
・光軸に対し直交するYZ軸方向の調整（光軸に対する芯出し）は、製品の側面と上面のツマミを使います。
■製品の固定例
・ポールスタンド（PS1-3016）をM16 P1タップ穴（アルミ光学ベンチ用キャリア CA-60など）にネジ固定する。
・ポール（製品に付くφ12のポール）をPS1-3016に固定する。
・ポールの付いている箇所（底面部中央）はM6タップ穴となっております。このタップ穴を利用して、サイズの異なるポールを付けることもできます。
・据付型は、下部部品にある切欠穴にボルトを用いて固定できます。
■用途例
・円形素子を固定し、3軸（XYZ軸）の調整を行う用途。
・精密ステージほどの移動量を必要とせず、小スペースに円形素子を設置する用途。
| 型番 | TLH-30 | TLH-50 | TLH-50.8 |
| 適応素子径（mm） | φ30 | φ50 | φ50.8 |
| 素子有効径（mm） | φ27 | φ46 | φ46 |
| 適応素子厚（mm） | Max 12.5 | Max 12.5 | Max 12.5 |
| 移動量（mm） X | ±1.5 | ±1.5 | ±1.5 |
| 移動量（mm） Y, Z | φ4 | φ3 | φ3 |
| 微動方式（mm） X | ネジ P=1 | ネジ P=1 | ネジ P=1 |
| 微動方式（mm） Y, Z | ネジ P=0.25 | ネジ P=0.25 | ネジ P=0.25 |
| 自重（kg） | 0.24 | 0.38 | 0.38 |
| 材質 | アルミ | アルミ | アルミ |
| 表面処理 | 黒アルマイト | 黒アルマイト | 黒アルマイト |
| 価格 | ¥34,000 | ¥50,000 | ¥50,000 |
