MLH50-45M

MLH50-45M 『上操作型 丸型レーザホルダ・レーザ径 Max Φ45mm』

■上操作型丸型レーザホルダは、筒型レーザを固定してあおり角度調整(βθ調整)ができる2軸調整ホルダです。

■レーザ本体を受ける部分(穴)は、お使いのレーザ径に合せて製作しますので、ご注文の際にはレーザ本体の直径φをご指定下さい。

■製品の説明
・型番    :MLH50-45M(写真 右)
・適応レーザ径:Max φ45(ご注文の際にご指定ください)
・光軸高   :50
・あおり角度 β :±2.5 °
・あおり角度 θ :±2 °
・固定穴   :2-φ4.5キリ φ8ザグリ 深4.5 ピッチ 50(M4キャップボルト用)

■概要
・上操作型丸型レーザホルダは、筒型レーザを固定してあおり角度調整(βθ調整)ができる2軸調整ホルダです。
・あおり角度調整のツマミが製品の上方にあるため、周囲に光学素子やデバイスが近接する場合や、光路の中に手を入れて調整することが困難な場合に、好適に使用できます。
・キネマティック機構により、支点を基準としたあおり角度(βθ角度)の微調整ができ、マイクロメータヘッドをツマミとして操作します。
・レーザ本体を受ける部分(穴)は、お使いのレーザ径に合せて製作しますので、ご注文の際にはレーザ本体の直径φをご指定下さい。

■使い方
・製品本体の穴に筒型レーザをセットします。
・あおり角度の調整は、調整ツマミ(マイクロメータヘッド)で行います。
 ・β軸の調整ツマミ:左(写真中)
 ・θ軸の調整ツマミ:右(写真中)
・β軸の調整ツマミを右に回すと、β角度は左回りに回転します。
(βはY軸を中心とする回転。”左回り”は、写真で、Y軸を右から左の方向に見るときの方向。)
・θ軸の調整ツマミを右に回すと、(上から見る視野で)レーザは右回りに回転します。

■製品の固定
・本製品は、下部部品にある穴(キリ穴とザグリの組合せ)にキャップボルトを用いて固定できます。

■用途例
・He-Neレーザなど、筒型機器(Max φ20とφ45)を固定する用途。
(レーザの径はご注文の際にご指定ください。)

■補足
・レーザは非常に繊細な機器です。レーザに必要以上の力が掛からないようご注意ください。
・レーザは高温になる可能性がありますので、触る機会のあるときはご注意ください。
・レーザの運転時間によって、再度の微調整が必要になる場合があります。

■製品の軸のとり方(6軸の説明)
本製品のそれぞれの軸の定め方は以下の通りです(方向は写真内での説明)。
・Z軸方向:下から上の方向
・X軸方向:左奥から右手前への方向(光軸に平行)
・Y軸方向:右から左への方向(Z軸、X軸に垂直な方向)
・α軸  :X軸を中心とする回転自由度を表現(ロール、チップ)
・β軸  :Y軸を中心とする回転自由度を表現(ピッチ、チルト)
・θ軸  :Z軸を中心とする回転自由度を表現(ヨー、パン)

型番MLH50-20MMLH50-45M
適応レーザ径(mm)Max φ20Max φ45
光軸高(mm)5050
あおり角度(°) β±2.5±2.5
あおり角度(°) θ±2.5±2
微動方式マイクロメーターヘッド P=0.25mmマイクロメーターヘッド P=0.25mm
微動分解能(°/回転) β約0.36約0.26
微動分解能(°/回転) θ約0.34約0.23
重量(kg)0.280.36
材質アルミアルミ
表面処理黒アルマイト黒アルマイト
価格¥38,000¥42,000
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