TH-11

TH-11 『筒型レーザホルダ・レーザ長 140mm・傾斜無し』

■筒型レーザホルダは、筒型レーザを固定するホルダです。

■He-Neレーザや円筒形状の製品の保持に好適で、2ヶ所にある各3本のクランプで固定します。

■部品を保持するクランプの先端部にはナイロン製チップが付いており、保持する機器へのダメージを抑えます。

■製品の説明
・型番    :TH-11(写真 右)
・適応レーザ径:φ18~φ55
・適応レーザ長:140

■概要
・筒型レーザホルダは、筒型レーザを固定するホルダです。
・He-Neレーザや円筒形状の製品の保持に好適で、2ヶ所にある各3本のクランプで固定します。
・部品を保持するクランプの先端部にはナイロン製チップが付いており、保持する機器へのダメージを抑えます。
・レーザ本体固定後に、ホルダユニット全体の傾斜角度β(β2と呼称)を微動調整できるタイプ(TH-12, 22)もお選びいただけます。
・ホルダには、φ20mm L=60mmのポールを標準装備しています。

■使い方
・レーザ固定用のクランプを緩めて、本製品の2ヶ所のクランプ(各3本)の先に、筒型レーザ(φ18~55)を置きます。
・合計6ヶ所のクランプを締めて、レーザを固定します。
レーザに必要以上の力が掛からないようご注意ください。
・レーザ本体を固定するプロセスには、YZ軸方向での姿勢調整とわずかの角度調整(βとθ)が含まれます。

■製品の固定例
・ポールスタンド(PS2-3016)をM16 P1タップ穴(XYZ軸フラットアルミステージ XC4-60SMなど)にネジ固定する。
・ポール(製品に付くφ20のポール)をPS2-3016に固定する。
・ポールの付いている箇所(底面部中央)はM6タップ穴となっております。このタップ穴を利用して、サイズの異なるポールを付けることもできます。

■用途例
・He-Neレーザなど、φ18~55の筒型機器を固定する用途。

■補足
・レーザは非常に繊細な機器です。レーザをクランプする際は、レーザに必要以上の力が掛からないようご注意ください。
・レーザは高温になる可能性がありますので、触る機会のあるときはご注意ください。
・レーザの運転時間によって、再度の微調整が必要になる場合があります。

■製品の軸のとり方(6軸の説明)
本製品のそれぞれの軸の定め方は以下の通りです(方向は写真内での説明)。
・Z軸方向:下から上の方向
・X軸方向:右奥から左手前への方向(光軸に平行)
・Y軸方向:右手前から左奥への方向(Z軸、X軸に垂直な方向)
・α軸  :X軸を中心とする回転自由度を表現(ロール、チップ)
・β軸  :Y軸を中心とする回転自由度を表現(ピッチ、チルト)
・θ軸  :Z軸を中心とする回転自由度を表現(ヨー、パン)

型番TH-11TH-21
適応レーザ長(mm)140240
適応レーザ径(mm)φ18~φ55φ18~φ55
微動方式 保持部ネジ P=0.5mmネジ P=0.5mm
微動分解能(°/回転) 保持部約0.22約0.13
重量(kg)0.520.66
材質アルミアルミ
表面処理黒アルマイト黒アルマイト
価格¥14,500¥14,500
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