■概要
・小型ファイバホルダは、光ファイバ素線のジャケット部とクラッド部を固定するホルダです。
・クラッド径とジャケット径に合わせてお選びください。
・樹脂製クランプには着磁性のボルトを内蔵しており、製品本体側に組み込んだ磁石との組み合わせにより、光ファイバに強い力が掛からないように固定します。
・小型ファイバホルダ用ブラケットアダプタ(FAD-40)、小型ファイバホルダ用アダプタ(FAD-50)を用いることで、光ファイバホルダ(FC型)やステージ製品(ステージ面 □40)に接続することができます。
■使い方
・光ファイバ素線の被覆を剝がして、先端(約15mm)のクラッド部を剥き出しにします。
・樹脂製クランプを開放して、光ファイバ素線の先端を本製品のV溝に乗せます。
・V溝は、奥側(写真中)がクラッド部用、手前側(写真中)がジャケット部用です。
・樹脂クランプを降ろして、光ファイバ素線を固定します。
・樹脂製クランプには着磁性のボルトを内蔵しており、製品本体側に組み込んだ磁石との組み合わせにより、光ファイバに強い力が掛からないように固定します。
■製品の固定
(1)光ファイバホルダ(FC型)への固定
・FC型ファイバホルダ製品に小型ファイバホルダ用ブラケットアダプタ(FAD-40)をM2ボルトで固定します。
・小型ファイバホルダ用ブラケットアダプタ(FAD-40)の幅10の凸部に、本製品(小型ファイバホルダ)の幅10の凹部を合せて設置します。
・小型ファイバホルダの樹脂製クランプ開放側のトメネジ(2-M3トメネジ)を締めて、小型ファイバホルダを小型ファイバホルダ用ブラケットアダプタ(FAD-40)に固定します。
(2)ステージ製品(ステージ面 □40)への固定
・ステージ面□40の製品(精密ステージ XC2-40SMなど)に小型ファイバホルダ用アダプタ(FAD-50)をM3キャップボルトで固定します。
・小型ファイバホルダ用アダプタ(FAD-50)の幅10の凸部に、小型ファイバホルダの幅10の凹部を合せて設置します。
・小型ファイバホルダの樹脂製クランプ開放側のトメネジ(2-M3トメネジ)を締めて、小型ファイバホルダを小型ファイバホルダ用アダプタ(FAD-50)に固定します。
■用途
・光ファイバ素線を固定する用途。