TSP-1016

TSP-1016 『傾斜ステージ・ステージ面 100×160mm』 ★12/15 新発売!

■傾斜ステージは、ハンドルの操作で、傾斜角度を調整することにより、姿勢調整、基準出しができる角度調整ステージです。

■傾斜ステージ(TS, TS2シリーズ)に比べ、重荷重に対応します。

■ステージのサイズは、精密ラボジャッキ RJ-102と同一サイズに設計されており、搭載組合せ使用が可能です。

■製品の説明
・型番     :TSP-1016
・ステージ面  :100×160
・傾斜角度   :±10 °
・耐荷重    :25 kgf (245 N) 
・高さ     :(100)
・取付穴    :15-M4 ピッチ25 50×100範囲

・固定穴    :4-φ4.5キリ □50位置(M4ボルト用)、4-M6 80×140位置、4-φ7キリ 80×140対角位置(M6ボルト用など)

(a)-10°

(b)0°(水平)

(c)+10°

■概要
・傾斜ステージは、ハンドルの操作で、傾斜角度を調整することにより、姿勢調整、基準出しができる角度調整ステージです。
・傾斜ステージ(TS2シリーズ)に比べ、重荷重に対応します。

・ステージ面は、精密ラボジャッキの製品(RJ-102)に対応しており、取り付けてご利用できます。
・それぞれの取付穴に合う機器(精密ステージなど)を取り付けられます。

■使い方
(1)ステージ面の移動
・クランプを緩めます。(ハンドルの近くにあります。)
・ハンドルを右に回すとステージ面の手前が上がり、左に回すとステージ面の手前が下がります。
・ステージ面を移動後は、クランプネジを締めて、ステージ面の位置を固定します。
(2)ステージ面への機器の取り付け
・ステージ面のタップ穴を利用して、機器を取り付けます。

■製品の固定
・本製品は、下側部品にある穴(キリ穴やタップ)にボルトを用いて固定できます。
 なお、固定用穴の図は、固定用の穴を示すための外観図で、製品の外郭を表しているわけではありません。

■利用する機構
・パンタグラフ
・ボールスラスト軸受け

■用途例
・重荷重の機器・装置類を静置して、角度調整をする用途。
・実験や測定のセッティングにご使用いただけます。

■補足
・パンタグラフ式を採用しておりますので、ハンドル1回転に対する調整角度は変化します。
・調整角度が-10°付近になると、ハンドルが製品の接地面と干渉する場合があります。
 また、周囲の状況によっては、同様にハンドルが操作しにくくなる場合があります。
 予め周囲の状況を確認してご使用ください。

・本製品の固定が確実で無い場合、重心が高いものをステージ面に固定した際は、本製品が一緒に傾くリスクが生じる場合があります。本製品の固定が確実であることなどを確認して、安全に作業してください。
・重量物を載せているときは、ハンドルを回すのに力を要する場合があります。

・重量物を載せながら角度調整する際は、ステージ面から落下したり、滑って移動したりするリスクを予め取り除いてください。
・高さ調整プレート(LHP-1016)を使うことで、より高い位置を基準にして角度調整することができます。

■製品の軸のとり方(6軸の説明)
本製品のそれぞれの軸の定め方は以下の通りです(方向は写真内での説明)。
この定めでは、本製品で調整する角度はβに相当します。

・Z軸方向:下から上の方向
・X軸方向:左奥から右手前への方向(光軸に平行)
・Y軸方向:右奥から左手前への方向(Z軸、X軸に垂直な方向)
・α軸  :X軸を中心とする回転自由度を表現(ロール、チップ)
・β軸  :Y軸を中心とする回転自由度を表現(ピッチ、チルト)
・θ軸  :Z軸を中心とする回転自由度を表現(ヨー、パン)

品番TSP-1016
ステージ面【mm】100×160
傾斜角度【°】±10
駆動方式【mm】ネジ P=1.0
移動ガイドパンタグラフ方式
耐荷重【kgf】25 (245N)
重量【kg】2.4
材質アルミ・真鍮・ステンレス
表面処理黒アルマイト・黒色塗装
税別価格¥75,000
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