■製品の固定例
・ポールスタンド(PS1-3016)をM16 P1タップ穴(アルミ光学ベンチ用キャリア CA-60など)にネジ固定する。
・ポール(製品に付くφ12のポール)をPS1-3016に固定する。
・ポールの付いている箇所(底面部中央)はM6タップ穴となっております。このタップ穴を利用して、サイズの異なるポールを付けることもできます。
・据付型は、下部部品にある切欠穴にボルトを用いて固定できます。
■用途例
・マウント付き光学素子を固定し、4軸(YZβθ軸)の調整を行う用途。
・精密ステージほどの移動量を必要とせず、小スペースにマウント付き光学素子を設置する用途。
■補足
・ビームエキスパンダを接続し、マグネットベースに配置した例(写真)も掲載しています。
・Cマウントは、JEITA(電子情報技術産業協会)が定める、産業用カメラのレンズ取付ネジ部の代表的な規格のひとつです。取付ネジは、外径 φ25.4mm、ネジ山数32です。
■製品の軸のとり方(6軸の説明)
本製品のそれぞれの軸の定め方は以下の通りです(光学素子の接続部の穴が左を向いている写真内での説明)。
・Z軸方向:下から上の方向
・X軸方向:右奥から左手前への方向(光軸に平行)
・Y軸方向:右手前から左奥への方向(Z軸、X軸に垂直な方向)
・α軸 :X軸を中心とする回転自由度を表現(ロール、チップ)
・β軸 :Y軸を中心とする回転自由度を表現(ピッチ、チルト)
・θ軸 :Z軸を中心とする回転自由度を表現(ヨー、パン)