■概要
・ファイバホルダは、FCコネクタ付の光ファイバ素子を容易に固定でき、4軸(YZβθ)の調整ができるホルダです。
・FCレセプタクルを装備しており、端部にFCコネクタの付いた光ファイバの接続が容易にできます。
・光軸に対し直交するYZ軸の芯出し調整が可能です。YZ軸の微動方式は、微調ネジタイプと差動マイクロメータヘッドタイプから選べます。
・YZ軸調整に加え、微調ネジ調整のキネマティック機構によるあおり角度(角度 βθ)の調整可能なタイプ(FC-22M, FC-22S)も選べます。
・SMA型への製作対応も可能です。お問い合わせください。
・ホルダには、φ12mm L=60mmのポールを標準装備しています。
・標準のポールタイプのほか、据付型の対応もしております。
■使い方
・光ファイバのFCコネクタ(ネジ締め方式の光コネクタ)の先端を、本製品の奥側(写真中)から、FC型レセプタクルに接続します。
・光ファイバ(レーザ光)の位置は、微調ネジにより調整(芯出し調整(YZ軸調整))します。
・光ファイバ(レーザ光)の向きは、キネマティック機構により調整(あおり角度(角度 βθ)の微動調整)します。
・β軸の調整ツマミ:上方(写真右で奥の方向に出ているツマミ)
・θ軸の調整ツマミ:下方(写真右で奥の方向に出ているツマミ)
・β軸の調整ツマミを右に回すと、β角度は左回りに回転します。
(βはY軸を中心とする回転。”左回り”は、写真で、Y軸を右から左への方向に見るときの方向。)
・θ軸の調整ツマミを右に回すと、(上から見る視野で)光ファイバは左回りに回転します。